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耕す

耕す(プレパラート)

耕す/プレパラート

実際に体験する

竹を使った独特の手法で土を育み、野菜の声を聴きながらの農業も放射能には無力であると、失意の底にあった橋本氏が、一筋の光を見出したのは、娘さんがご縁をつないでくれたバイオダイナミック農法との出会いでした。難解な理論を皆で学んでいく勉強会を続けるうちに、今まで自分が土づくりに取り組んで疑問に思っていたところが次々に氷解し、試行錯誤の末に培った経験や技術の答あわせをするかのような体験をしています。

バイオダイナミック農法は、1924年、ルドルフ・シュタイナーがポーランドのコーベルビッツの農場で8回にわたって行った「農業講座」が原点で、それを農業者たちが発展させてきたものです。主にヨーロッパを中心に広がり、インドや南米、オーストラリアでも実践されています。日本でも、九州や北海道で本格的に取り組んでいる先駆者たちがいます。

1986年4月、チェルノブイリの放射能事故が起きた後、その影響は南ドイツを始めヨーロッパ全土に及んだと言われています。各地の農場で、農産物の被害は甚大でしたが、バイオダイナミック農場は、他の有機農法を実践する農場と比較しても極めて放射能汚染が低かったことが報告されています。バイオダイナミック農法の本質を一言で述べるならば「豊かな時間を生み出す農法」と表現したいと思います。

実際に体験する/マグノリアの灯

バイオダイナミック農法の特徴として、次のようなポイントがあります。

  1. 月の動きを始め天体の運行にあわせた栽培をする。→「種まきカレンダー
  2. 鉱物素材そのものを肥料として用いない
  3. プレパラート(調剤)を用いる。

プレパラートは、マリア・トゥーンをはじめ多くの農法家たちが研究し、特に放射能対策を強化したもの(煙水晶プレパラート)も作成されています。バイオダイナミック農法を取り入れた九州や北海道の先駆者たちから、プレパラートは震災後、無償で提供を受け、福島県内各地でも撒布してきました。私たちのマグノリア農園では、煙水晶プレパラートを中心に春夏2回の撒布を行っています。通常の「除染」と根本的に異なるのは、放射性廃棄物を生み出さないことと、放射線量の低下を数値で確認できる以上に、撒布後体感する心地良さです。

撒布会は、どなたでも参加大歓迎です。農作業ができる服装と着替えをご持参ください。なお、ご自宅の庭やガーデニングにもプレパラートは役立ちますので、ペットボトルでお持ち帰り頂けます。撒布は1週間以内に行っていただければ大丈夫です。

撒布会の予定

豊かな時間を生み出すバイオダイナミック農法/関連書籍

  • マグノリア文庫5「竹尾さんのおうちと竹翁さんのベビーリーフ」(くみこ)
  • マグノリア文庫6「空をきれいにする畑・海の手伝いをする家」(山本忍)
  • マグノリア文庫7「バイオダイナミック農法から読み解く時間の秘密(山本忍、橋本文男共著)

<いずれも電子書籍で年内刊行予定> マグノリア文庫