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HP開設にあたり

更新日 2017/04/16(日)
この世は、具体的なものを表現しないと変わり者扱いをされることが多々あったりします。
私は、見えない感覚を感じたままに話しをすると、父にひどく怒られた記憶があります。
世の中の大多数の方も、具体的に表現しない人を認めなかったり受け入れられなかったりしているかもしれません。

NPO法人だから、わかりやすい言葉で、
誰にでもわかる内容は大切なのだと思います。

でも、この世で何が具体的なものなんでしょう…
私は、あの原発事故でそれがわからなくなりました。
私が信じて疑わなかった生き方(高学歴、高収入の人生が勝ち組…的な)は、あの原発事故を機に崩れました。

何が正しくて、何が間違っているのか・・・
それは、誰がわかるのでしょうか?
その時に正しいと思ったことが、未来に間違っていたということもあると思います。
原発を誘致した方々の中には、家族の生活を守るために決断した方もおられたと思います。
私は、あの原発事故で苦しんだのは、正しいとか正しくないという視点で考えることでは、答えが出せなかったということです。

そして、アントロポゾフィーの学びとの出会いを果たして私はこんな風に考えています。

これまで、あたりまえとしてきた概念が、本当にあたりまえのことなのか?
別な価値観が存在するのではないか?


先人の方々が、苦労してつくり上げてきたものは、私がどれだけ頑張ってもつくり上げることはできないものばかりです。その中には、私達の生活を便利なものにしてくれている事実もあると思います。自然が作り出し、人間がどう頑張ってもつくれないものもあるのだと思います。それらを私達は、欲や感情で間違った使い方をしていないだろうか…
欲や感情がどこから来るのか、正しく思考し認識していく行為に、人間の意識の進化が関わってくるのではないでしょうか。


依存は、自分で考える責任を放棄し、非がある人を無責任に責めます。(かつての私です。)
時に、わかりやすく、イメージしやすい言葉に依存してしまうことは、私達が伝える行為をするという責任を放棄することになるのではないかと考えてしまうのです。


 バーゲンセール品は、品質がバーゲンセール用になっているとすると、
それは、セール品だから返品は不可で、何か不具合があっても販売者は責任もちません。
そんな状況にも近くなってしまうのではないかと思うのです。

私は、マグノリアの創造の品の品質に責任を持ちたいと考えます。
品質に責任をもつということは、私という人間を日々の進化させていくことにもなるのではないかと思うのです。

マグノリアの勉強会と、それぞれの分野(医学、農業、建築、芸術、福祉など)での実践をセットで行うことに、意味があると考えます。


わからないことは何だろう?と疑問をもって自分の答を探していくことが、これから生まれてくる高い意識をもった子ども達と、その子ども達の未来の礎を築いていくこと、今を生きる私達にとって必要なことだと考えるようになりました。
そして、考えて答えをみつけることを“続けて行く”ことがとても大切なんだと考えています。

マグノリアの灯の活動に賛同してくださるかたと共に学んでいきたいと思います。
それが、マグノリアの灯を応援してくださったり、賛同してくださる方々をはじめとする人類に対しての礼節と、自分に対しての尊厳でもあると考えております。
(橋本 京子)