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秋の収穫際/第3回キャンパスレポート

更新日 2018/10/29(月)
第3回マグノリア・アグリ・キャンパス 2018年10月28日
講師:アンドリュー・ウォルパート/竹下哲生 通訳:関矢ひとみ
テーマ/午前:3原理「水銀」午後:「収穫」

 対極に位置する2つの原理(硫黄と塩)を仲介しバランスをとる水銀の原理を、社会性の観点から(アンドリュー)と、化学的な観点から(竹下)、2人の講師が語ってくれました。アンドリューは「赦し」においても硫黄的な赦し「いいよ全然いいよ」と、塩的な赦し「絶対約束するね」という両極があることを提示し、中庸をいく水銀的な赦しは、自分の思惑を超えて、相手を「自由」にし、それが未来を創造する力になるという点が深く印象に残りました。
 竹下さんは、植物の根に見いだせる塩プロセス(消化・排泄)が味覚(血液)に対応し、花が咲いていく硫黄プロセスに、嗅覚(呼吸)が対応すること、そして両者は心臓でぶつかること、これが水銀プロセスで、水・癒し・ラファエルとの関係性まで明快に語ってくれました。さらに芸能通の一面も披露し、きゃりーぱみゅぱみゅが発した「塩対応」(ちょっと冷たい対応)に対し、硫黄対応は、AKB48のファンとの握手会をあげ、真の「神対応」は、相手がその人らしくなれるような対応であると、哲学者らしい圧巻の講義でした。両者に共通していたのは、相手を自由にするという点、そして球体の形状をもつ水銀の本質を、葉の表面の「雫」になぞらえて語った点、異なる観点から2人の思考が幾重にも重なりみごとなハーモニーでした。そのハーモニーは、午後マグノリア農園での収穫(白菜・里芋・サツマイモ・源吾ネギ)後の講義でも続きました。1年前にもマグノリア農園を訪れていたアンドリューは、農園に足を踏み入れるや否や、そこにたくさんの働きがあることを一瞬で感じ取り、豊饒への敬意から大地に膝まずき感動する様子に、こちらも感動を覚えました。穏やかな日差しの中、急遽会場を変え、農園横のベンチで講義は行われました。熱心に皆が聞き入っている背後の空に、天使の梯子が降りて来て、釈迦堂川の水面もキラキラと光り輝いていました。収穫した郡山伝統の里芋で芋煮会の後、橋本さんの野菜ファンの1人、平山シェフのイタリアンのお店に移動。ちょうどこの日は福島県知事選(現職再選の無風選挙)で、公務に駆り出されていた橋本さんも合流して、楽しい語らいと共に豊かな1日を締めくくりました。

<次回のお知らせ>
第4回 11月25日 
 「農業と天文学 」(丹羽俊雄)
 「実践(畑)」橋本文男
 「バイオダイナミック農法と放射能」(山本忍)
      優れた放射能対策になるバイオダイナミック農法の本質を、天文学と
      医学の立場から、その秘密にせまります。
 会場:鏡石青少年ホーム
                             
第5回 12月23~24日 
 「農業哲学/動物の本質(仮)」(竹下哲生)
 「粘土造形ワーク」(鹿喰容子)
 「実践」橋本文男
   会場:2日間とも泉崎カントリービレッジ会議室、コテージで合宿
   形式(要予約)です。テーマのもつ神聖さとともに、クリスマスを
   祝いましょう。