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メッセージ

理事長 山本 忍 からメッセージ未来への種蒔き

東日本大震災、福島第一原発の放射能事故は、私たちの生き方そのものに問いを投げかけ、その結果原子力に頼らない生活を模索する様々な取り組みが生まれました。私たちのNPO法人マグノリアの灯(2013年9月認可)もそうした流れの必然性から生まれてきています。思いを同じにするグループと歩調を合わせると同時に、私たちオリジナルの活動をご紹介することで、互いに交流し、健やかな未来のために役立ちたいと考えています。

福島で農業を

「福島の野菜は食べない」という人たちがいまだに多い中、福島の地で、安全かつ美味しい野菜づくりをしていくことは、大きな意味があります。 確かな農業技術に、優れた放射能対策で、震災以前よりも良い状況をつくることを私たちは目指しています。

毎週木金曜、橋本さんは畑(マグノリア農園鏡石「風の丘ガーデン」)にいます。土づくりの名人が身に着けた「竹パウダー」の技法、そして有機農法からバイオダイナミック農法へと続く研鑽の道を一緒に学ぶことができます。生命力あふれる野菜、そして美味しさを未来に受け継ぐ“農メン&農ガール”の皆さん、畑でお待ちしています。

また、なかなか福島まで行けないけれどマグノリア農園を応援したい、橋本さんの美味しい野菜を都会でも味わいたいというご希望の方は、マグノリアの灯事務局までご連絡ください。その他、ご要望、ご質問、ご意見お待ちしています。  マグノリアの灯事務局:TEL&FAX:0248-94-7353  info@magnolias-licht.org

TOPIC

父のつくった野菜が食べたい
橋本 京子

プロフィール >

福島県須賀川市で生まれ育った私は、幼い頃から父(橋本文男氏)がつくるお米や野菜が大好きでした。一流レストランや消費者から高い評価を得ていたことを知ったのはずっと後のことです。父が還暦を迎える頃、放射能事故が起き、農業自体ができなくなるピンチに陥った時「この野菜が将来食べられなくなるのでは」と危機感を感じるようになりました。

そんな折、地元の保育園で始まった農業講座の勉強会が、大きな転機になりました。放射能に向き合う姿勢、これから福島で行う「自分ならではの農業」を父はみつけ、ドイツに研修にも行きました。そして母との思い出がいっぱい詰まった田んぼを畑に変えて、少年のように今畑づくりに取り組んでいます。

「私は勤務していた介護施設を退職し、2017年4月よりマグノリアの灯専従職員になりました。この活動を通じて学び実践することがこの上ない喜びです。元々、生粋の“農ガール”なので、毎朝畑に出るのが喜びで、張りきって畑レポートをしていきます。」

NPO法人マグノリアの灯 理事長
NPO法人マグノリアの灯  理事長
山本 忍

医療法人ひもろぎ会神之木クリニック院長。1958年千葉県生まれ。東京医大卒。1995年横浜市に建設された福祉マンションの一角に神之木クリニック(内科・小児科)を開設。地域医療への貢献とともに、アントロポゾフィー医療の実践にとりくんでいる。日本アントロポゾフィー医学の医師会理事。日本ホリスティック医学協会理事。東日本大震災後の福島にバイオダイナミック農法導入を柱にNPOを立ちあげる。NPO法人マグノリアの灯理事長。

インタビュー記事 >

マグノリア農園鏡石

マグノリア農園鏡石

近未来施設「(仮称)マグノリアヌム」

近未来施設
「(仮称)マグノリアヌム」

夢のひながた

「児童養護施設を建てたい」という熊田富美子さんの夢の実現に、マグノリアの灯は応援してきました。描いた絵が鮮明であればあるほど人を動かし、その夢は実現していくのでしょう。玉川村四辻新田に児童養護施設「森の風学園」は2014年12月にオープンし、訪れた方々から、清浄な場に溶け込む施設の姿に称賛の声をお聞きしています。

この施設の建築を請け負った尾竹氏は、依頼主の夢を聴いた日、そこに建つべき施設のイメージが湧き、後日現地で確かめた周囲の自然環境までほぼイメージ通りだったと言います。人の情熱に、時が満ち、相応しい場が揃うと、夢のひながたは地上に顕現してくるのだと思います。

尾竹氏が、今描いているのは、マグノリア農園鏡石に付随する施設(加工場、交流の場、将来的に農業大学)の建設と、2020年着工を目指す、近未来施設「(仮称)マグノリアヌム(マグノリアの家の意味)」です。市民農園として自治体の協力を仰ぎながら、さらに周囲の自然環境(温泉が周囲にあり)を活かした循環型コミュニティを構想中です。豊かな未来への種を蒔き、創造する過程を皆さんと協働でしていきたいと思っています。毎月第2木曜に、郡山市内で勉強会を開いています。高い志をもった方々を大歓迎いたします。